ツール・ド・北海道に出場するチームへの帯同ならびに取材のため
北海道に来ています。
北海道で生まれ育った者としては、
「来ています」というよりは
「帰ってきました」といった方がよいかもしれませんね。
ただ、今回は完全にレースにかかりっきりで、
家に帰る時間がとれないので
帰省といった趣きはまったくありません。
余計なことは考えず、
いただいた仕事をしっかりこなすことだけを考えます。
自転車のレースに興味を持ち始めた頃、
もっとも身近な大会といえばツール・ド・北海道でした。
こどもの頃に見ていたツール・ド・北海道は、
それこそ「自転車のレース」でしかなく、
「サイクルロードレース」としての概念はありませんでした。
それでも、北海道でしか見られないような雄大な自然の中を
自転車に乗ったたくさんのライダーが走る様はとても美しく、
競技のルールや選手のことを知らずとも
心からレースを楽しむことができていました。
それはもちろん、今でもそうです。
幸い、多くのご縁あって
今ではサイクルロードレースにあらゆる形で携われて、
ツール・ド・北海道にも2年ぶりに戻ってくることができました。
レースを知る方ならば、「ツール」と言えば
世界最大のサイクルロードレースである「ツール・ド・フランス」だと認識しますが、
ここ北海道の人たちは「ツールド」と言えば
地元の誇りでもある「ツール・ド・北海道」と捉えます。
私もかつては「ツールド」と言って、
このレースを楽しんでいました。
ツール・ド・北海道は
9月1日から3日間4ステージで行われます。
私が書いた記事、撮った写真は
きっといたるところで見られると思います。
何より、レースやその結果を楽しんでいただければと思いますが、
それに彩りを加えるべく、よきレポートと写真をお見せできるよう努めます。
それでは。
The Syunsuke FUKUMITSU
福光 俊介
