2016年「今年の漢字」に決まった『金』。

 

リオデジャネイロ五輪における日本人選手の「金」メダルラッシュ

次々と明るみになった政治と「金」(カネ)に絡む問題

スポーツ界の「金」字塔

マイナス「金」利の初導入

アメリカ大統領選を制したドナルド・トランプ氏を連想させる「金」髪

「金」色の衣装を身に付けたピコ太郎さんの『PPAP』

・・・

 

なるほどねぇ。

 

「今年の漢字」と思うものを募集して
最も多かった応募数の漢字を選んでいるという意味では、
世論を元にその年の世相がダイレクトに
反映されたものと捉えることができますよね。

 

ニュース番組では、街頭インタビューで
おのおのの「今年の漢字」を質問したりなどしていましたが、
そんなテレビネタよろしく
私も自分が思う「今年の漢字」を考えてみました。

私の2016年、この漢字で表したいと思います。

 

 

一瞬の心「変」わり、迷うことなく雑誌編集を辞めて独立

ラボの本格始動による立場の「変」化

プロロードレースチームのメディアオフィサー(広報)という
日本ではまだ数少ないポストをいただくなどの、業務形態の「変」動

フリーランスとなったことで、サイクルスポーツだけでなく
企業広報やバスケットボール関連の執筆、クライアントワークなど
必要とされる場面が激「変」

などなど

 

「変」わり者、「変」態・・・といった
私のよりパーソナルな面は、ここでは置いておくとしまして・・・(笑)

 

あらゆることが「変」わったのが
この2016年でした。

いつか、どこかできっと
わが身に「変」わるときが訪れるであろうと
思っていたわけですが、
それが今年だったのですね。

この「変」わるときが
もっと早かった方がよかったのではないかと
思いあぐねるときもあるのですが、
あらゆる要素を組み合わせてみると
いま以外には、やはりあり得ない。

ここでは詳しいことには触れませんが、
昨年や一昨年では現実的ではなかったのです。

「変」わるべくして「変」わるときがやってきた、
そんな年だったのだと実感しています。

まだ今年は終わっていませんので、
もっとドエライ「変」が
私の前をふさぐことがあるかもしれませんが。

まぁ、そのときはそのときですね。

 

ほかにも、私のこの1年を表す漢字として
「独」(独立)、「挑」(挑戦)なども浮かんだのですが、
それぞれの漢字から今年の出来事を想起したときに、
より結びつきやすく、同時にわが心に
もっともフィットしたのが「変」だったのです。

 

ちなみに、「変」は
「今年の漢字」ランキングで3位。

ベクトルや視点こそ違えど、
多くの人が何かしらで「変」を
感じていたのですね。

 

思い返してみると、
昨年であれば私が選ぶ漢字は「数」。

サイクル関連の取材「数」を増やしたほか、
意図的に「数」多くの人と接した1年でした。

そうした活動が、
新たな道を進むことになった私の
いまにつながっているのは
偶然ではなく、必然なのでしょう。

 

私にとっての2015年の漢字「数」が、
2016年の「変」への道しるべだったとするならば、
2017年はどんな漢字で表せる年になるのでしょうか。

自らの1年を表現する、たった一字の漢字を
ひとつひとつたどっていけば、
己の人生を振り返る重要なツールになるのかもしれません。

 

みなさんにとっての「今年の漢字」は
どんな一字で表すことができますか?

 

それでは。

The Syunsuke FUKUMITSU
福光 俊介

 

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