徳島での生活は15年目を迎えようとしています。

 

当初は2年で離れるつもりだったこの土地ですが、
溢れんばかりの自然に魅せられ
出会う人々に魅せられ
いつしか何の迷いもなく徳島での生活が
未来あるものへと変わっていきました。

 

どこへ行っても目に飛び込んでくる緑や青のコントラスト
山、海、そして徳島の人々にとって母なる川である吉野川は
ときにわが身を、ときにわが生活を力強く支えてくれます。

 

さて、そんな自然豊かな徳島県で
新たなヒルクライムレースが立ち上がります。

 

その名も「KAMIKATSUヒルクライム」。

 

開催地となる勝浦郡上勝町は、
徳島市内中心部から約1時間の場所にあります。

昨年、上勝町ではサイクルアパレルブランド『ラファ』主催の
「Rapha Prestige Kamikatsu(ラファ・プレステージ・カミカツ)」が開催されました。

それと前後して、サイクル熱の高まりを見せている同町で
次なるイベントが行われることになります。

コースは一部、ラファ・プレステージで使用されたものを使います。

これがまた大変なのですよ、攻略するのが!

その過酷さについては、私が産経デジタル・Cyclistに寄稿した
ラファ・プレステージ実走レポートをご覧いただければと思います。

 

前置きが長くなってしまいましたが、
このたび、KAMIKATSUヒルクライム広報の役割を賜りまして、
イベント紹介文を執筆いたしました。

すでにサイクルメディア各所には配信させてもらったのですが、
イベントの実行委員会からのブログ掲載の依頼をいただきましたので
こちらにも掲載したいと思います。

 

こちらを読んで、1人でも多くのサイクリストが
参加意欲を燃やしてもらえると大変うれしいです。

 


 

己との戦いに打ち勝て!
徳島発・山岳個人タイムトライアル「KAMIKATSUヒルクライム」開催

 

 

 美しい風景が広がる徳島平野。見渡せば海、山、そしてソウルリバー「吉野川」が流れる徳島で、史上初めてとなる個人タイムトライアル型のヒルクライムレースが4月16日(日)に開催されます。その名は「KAMIKATSUヒルクライム」。

 

 開催地・勝浦郡上勝町は「葉っぱの町」として知られ、日本料理を美しく彩る季節の葉や花、山菜などを栽培・出荷・販売する農業ビジネスで成功を収めています。徳島市中心部から車で約1時間というアクセスも相まって、近年は観光地として、または地ビールや温泉の町としても多くの人々が足を運ぶまでになりました。

 

 そんな町で行われるヒルクライムレースの舞台は、大川原高原。山を隔てて隣町にあたる佐那河内村が運営する放牧場や、風力発電の風車、生活環境保全林・アワミツバツツジの群生地があるほか、標高1000mに届こうかという頂上からは格別の眺望に誰もが感動を覚えます。夜には間近で星空が見られ、ロマンチックな時間を過ごすことだって可能です。

 

 地元のサイクリストにとって、上勝町からのルートは「裏・大川原」との愛称で呼ばれます。いや、恐れられてるといった方がよいでしょうか。今回のイベントでも採用される10.1kmの登坂は、平均斜度こそ6.9%ですが、10%を優に超える最大勾配と果てなく続く上りに上級者でさえ音をあげるほどなのです。

 

 レースは、1人ずつ10秒間隔でスタート。フィニッシュまでのタイムトライアル形式で、トップタイムを競います。カテゴリーは男女合わせて5つ。なかでもユニークなのが、体重90kg以上のライダーの指定がなされる「カテゴリーD」。こちらは60歳以上の健脚との勝負となりますが、一般的に体重があるほど苦しいといわれる山岳の定説を打ち破ることができるでしょうか。

 

 また、事前に標準タイムを設定し、ヒルクライム当日にこのタイムを上回ったライダーには“韋駄天”の称号が与えられ、「韋駄天ステッカー」がプレゼントされます。これを手に入れると、第2回大会開催時にスペシャルな特典が用意されるので、脚力に自信のある方はぜひ韋駄天にも挑戦してみてください。

 

 参加募集人員は300名。申し込み締切が3月20日(月)となっているので、早めの参加意思表明をおすすめします。 

 

 なお、大会前日の4月15日(土)には、“山の神”森本誠選手によるヒルクライム塾を開催。翌日に使用されるレースコースの試走や座学、懇親会を予定。ぜひ、「坂バカ日本一」の走りを間近にして、自身の“ヒルクライム欲”に火をつけてみてください。

 

 

■KAMIKATSUヒルクライム
開催日/2017年4月16日(日)6:00~7:40受付、9:15~競技開始
メイン会場/月ヶ谷温泉・月の宿(徳島県勝浦郡上勝町福原平間71−1)
コース/上勝町正木(上勝小学校北側)から大川原高原入口 10.1km(全アスファルト舗装)
獲得標高/763m

 

募集人数/300人
参加費/6500円

 

競技カテゴリー
・カテゴリーA 男子16~29歳
・カテゴリーB 男子30~39歳
・カテゴリーC 男子40~59歳
・カテゴリーD 男子60歳以上または体重90kg以上(年齢不問)
・カテゴリーF 女子

 

表彰/各カテゴリー1~3位まで賞状を授与

 

その他
・月の宿より無料応援バスを用意。灌頂ヶ滝駐車場、慈眼寺前、頂上ゴール付近での応援が可能

 

申し込み・大会の詳細は以下URL参照
http://kamihill.jp/

 

 

■森本誠ヒルクライム塾
開催日/2017年4月15日(土)14:30~
内容/森本選手とともに実際のコースを試走。同日19:00からはヒルクライム塾と食事付きの懇親会が予定されている
定員/40名
参加費/6000円

 

 

●交通案内
・京阪神方面より 神戸淡路鳴門自動車道→国道11号・国号55号→県道16号
【所要時間】
大阪より/約3時間
神戸より/約2時間30分

 

・高松方面より 国道11号(又は高松自動車道・鳴門IC)→国道11号・国道55号→県道16号
【所要時間】
高松より/約2時間30分

 

・松山方面より 国道192号(又は徳島自動車道・徳島IC)→徳島市内→国道55号→県道16号
【所要時間】
松山より/約3時間30分

 

・高知方面より ①国道55号→県道16号、②三好市経由→松山方面と同じ
【所要時間】
①約5時間
②約4時間

 

※県道16号は上勝町役場を過ぎると、道幅が狭くなります。十分にご注意ください。

 

 

●宿泊について
月ヶ谷温泉・月の宿』を特別優待料金で宿泊可能。詳細は実行委員会へ問い合わせを。

 

本文の内容、ならびに大会に関するお問い合わせは本ホームページのCONTACTへお寄せください。

確認後、担当者から連絡いたします。

 


 

どうぞよろしくお願いします。

 

それでは。

The Syunsuke FUKUMITSU
福光 俊介

 

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