ラボを本格稼働させて1年。

ときによいこともあれば
ときに思い通りにいかないこともありましたが
1年前の自分が思っていたよりは
スムーズに歩みを進められたように感じています。

自分ひとりでは成し得られなかったことが多く、
それはこれまでの出会いや、
いただいたご縁によって
支えられていたのだと強く実感している次第です。

 

さて、8月に入り
ラボにクラウドを導入する運びとなりました。

 

と、いいますのも、
過去のデータを収納していた
ハードディスクが破損。

どうにもこうにも、
作業に支障をきたす状況が
発生してしまったことが大きなきっかけでした。

 

日頃からパソコンには作業データを置かず、
それらは基本的に
外付けのハードディスクにて保管するようにしています。

もっとも、外で作業する際はパソコンと合わせて
外付けのハードディスクも持ち歩いているため
使用時のみならず、移動の際にも
大なり小なりダメージを与えていたのでしょう。

不覚にも、一部データはバックアップが取れていなかったという…。

 

そこで、いま一度
データの扱いを見直すことと相成ったわけです。

我ながら、見直すのが遅すぎると心底反省。

何にしても、破損したものは仕方がないので
今後同じことにならないようにするため
どうすべきかを考えなくてはなりません。

 

そんなわけで導入となったのがクラウドであります。

今では各所でオンラインクラウドが提供されていますが、
個人的に大切なデータをネットワーク上に預けてしまうのは
どうも気乗りしませんでした。

一方で、精密機器メーカーの多くが製造・販売する
「NAS」と呼ばれるネットワーク接続型のハードディスクこそ
ラボの現状や私自身のスタンスに合っているように感じました。

ハードディスクこそ容量の大きなものを
自分で手配しないといけないですが(一部製品を除く)、
その分、収納できるキャパに限りがある中でも
自由に幅を持たせられるメリットにあやかることができます。

設定次第では、NASにセッティングした
複数のハードディスクへ同時にデータを収納することで、
仮に片方が破損したとしても
もう一方で復元できるという強みを
生かすこともできるのです。

 

 

今回導入したのは
Synologyの「DiskStation DS216j」。

ありとあらゆるクラウドを調べてみましたが、
どれよりも評価が高かったこと、
購入された人や、使用されている人たちによる
レビュー記事が多かったのが
決め手となりました。

 

 

ハードディスクは「WD Red」の4TB。

WD RedシリーズはNAS用に作られていて、
レビュー記事を読む限りでは
DS216jとセットで使用している人が多かった印象。

 

何より、
外出先からのアクセスも可能であることが
個人的には大きい。

これこそがパーソナルクラウドの魅力だと
私は感じています。

DS216jに限らず、各社がリリースしているNASのいずれも
自宅やオフィスのLANに接続することで
いつでもどこでも自在にアクセスすることができる。

いまさらながら…なのでしょうけれど、
すごい時代になりましたね。

これで外付けのハードディスクを
持ち歩く必要がなくなりそうです。

 

NASに関してや、
DS216jなどクラウドの使い方などは
検索するとレビュー記事が数々上がっていますので、
詳しく知りたい方はそちらでぜひ。

正直なところ、
私も手探りで少しずつ
バックアップを進めているところであります。

データが多すぎて、
いつまでかかることやら…。

 

ちなみに、
破損したハードディスクは
ただいま復旧専門の業者でチェック中です。

今のところ概算ではありますが、
復旧にはかなりの金額を要することになりそうな…。

ですが、背に腹は代えられません。

お金を払ってでも守りたいデータが多々あるので、
何とか復旧できることを祈っています。

 

いずれにせよ、
こんなことになってしまう前に
こまめにバックアップを取っておかないといけませんね。

破損ハードディスクの顛末は
またおいおいにでも。

 

それでは。

The Syunsuke FUKUMITSU
福光 俊介

 

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